卒業制作まとめ

発表からブログ投稿遅くなりました、すみません( ; ; )

概要

 私がアルバイトで働いているパン屋さんのサンドウィッチの作成数をスプレッドシートにまとめました。また、お店のWebサイトをHTMLとCSS、Difyを使って作りました。

制作に至った理由

 私が今回の制作をしようと思った理由は、身の回りの問題を解決できるものを作りたいと思ったからです。誰かの役に立つものを作ると考えた時に、約3年間お世話になったパン屋さんで使えるものを作りたいと思いました。

 また、自分の力で制作できるものをしっかり動くように完成させることが目標でした。

パン屋が抱える問題 ①作った個数、売れた個数などのデータを活用できていない

 私がパン屋さんで働くとき、全部の仕事を終えるとその日に作ったサンドウィッチの個数を紙の表に記入して帰っています。また、営業時間を終えると、ラストに入っている方々が残った個数を記入してくれていました。しかし、そのデータは前の数日の動向をパッと調べるだけで全く活用はされていませんでした。

手書きで書かれたデータ

問題①の解決策

Googleスプレッドシートを使い、作成数をまとめ、売り上げた個数の平均と売り上げの順位を出しました。それらのデータを今まで感覚に頼っていた作成数を決めるときに役立てたり、普段の作る順番の指標にしたいと思っています。例えば、よく売れた日に商品を追加するときに人気な商品を選んだり、人気な商品から先に作ったりなどができると思っています。このスプレッドシートを制作している間にフェアが変わるタイミングがあり、店長に相談されて、あまり売れていない商品をデータから伝え、復活させたい(お客様からよく聞かれていた)商品を入れ替えました。

週ごとに作成数をまとめたシートの一部
年間売上をまとめたシート

パン屋が抱える問題②お店の情報を知ることができるすべが少ない

 パン屋さんには情報を知るすべが少ないことに少し働いてから気づきました。本社のWebサイトとLINEの公式アカウントなどで情報発信をしています。パン屋さんは東海のちょっとしたチェーン店なので、サイトもLINEも全店共通のものしかなく、私が働くお店専用のWebサイトがないことを知りました。お店の雰囲気や営業時間、作っている商品を知ってもらうために、Webサイトを作るべきだと考えました。

本社サイト:https://www.bonpana.com/ 

問題②の解決策

HTMLとCSSを使い、Webサイトを作りました。また、Difyでチャットボットを作成し、Webに組み込みました。理由としては、人手不足であることやパンを見ただけでは何が入っているのかわからないことが挙げられます。アレルギー対応もできるようにしました。

課題

 大きな課題として、運用できる人が私のみであることが挙げられます。それぞれデータの更新をしなければ使うことができません。そのため、スプレッドシートに関しては日頃のデータを入力する方法と月間でまとめる方法、Webサイトに関してはDifyのデータの更新方法をマニュアルとして残したいと考えています。先生からアドバイスがありましたが、データの入力をもっと楽にする方法を考えるべきだと思っています。

また、スプレッドシートは共有できますが、Webサイトはローカルで作ってあるため、私以外の人が見ることができない状態です。インターネット上に公開し、一緒に働く方々にも見せたいと考えています。

感想

 パン屋さんで実際に使うことができるであろうものを制作することができて良かったです。人と比べる必要はないと思いますが、技術がないこともあり、アナログ的な考えになってしまいましたが、結果的に私以外の方が運用することを考えると正しい選択だったと思っています。

 モチベーションを維持することが難しかったです。エラーが起きたときに、WebやYouTubeで調べたり、Geminiに聞いたりしましたが、解決するまでとても時間がかかりました。進められなくなると、制作から離れてしまうこともありましたが、なんとか最後まで作ることができてホッとしています。エラーの対処法を実際にエラーと向き合いながら学ぶことができたことは今後も役に立つ大切なことだったと思います。

 制作の中で楽しかったことが2つあります。1つ目は、スプレッドシートにおいて、平均の個数や順位が出た時に、自分たちの売れている感覚とデータの相異を知ることができて、とても面白かったです。一緒に働く方々に伝えたところ驚かれていました。共有して、売れ残りを減らしていくことができるように頑張りたいです。2つ目は、Webサイトの作成です。自分が打ったものが形となって現れることが1番嬉しかったです。この作業でのエラーが大変でしたが、より達成感がありました。

 

 まだ改善の余地があるので、これからも改善していこうと思います。以上で、卒業制作のまとめとします。

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