Windowsにnvm(Node Version Manager)をインストールする方法を、やさしく説明します。
nvm-windowsとは?
nvm-windowsはWindows上で複数のNode.jsのバージョンを簡単に切り替えて管理するためのツールです。プロジェクトごとに異なるバージョンが必要な場合に便利です。
インストール手順
1. 既存のNode.jsを削除(推奨)
すでにNode.jsをインストールしている場合は、一旦削除を推奨します。
- 「設定」→「アプリ」でNode.jsをアンインストール
- フォルダ
C:\Program Files\nodejs
が残っていたら削除
2. nvm-windowsのダウンロードとインストール
- nvm-windowsのGitHubページにアクセスします。
- 最新のバージョンの
nvm-setup.zip
をダウンロードします。 - ダウンロードしたZIPファイルを展開し、中にある
nvm-setup.exe
を実行します。 - 表示される案内に従って、標準の設定でインストールを進めてください。
3. インストール確認
インストール後、コマンドプロンプトまたはPowerShellを開き、以下を入力してバージョンを確認します。
nvm --version
バージョン番号が表示されれば成功です。
Node.jsのインストールと管理
1. インストール可能なバージョンを確認
以下のコマンドでインストール可能なバージョンを一覧表示します。
nvm list available
2. Node.jsをインストール
特定のバージョンをインストールします。
nvm install <バージョン番号>
(例)バージョン18.17.0をインストールする場合
nvm install 18.17.0
最新の安定版(LTS)をインストールする場合は以下を入力します。
nvm install lts
3. 使用するバージョンを指定する
インストールしたバージョンを有効にします。
nvm use <バージョン番号>
(例)
nvm use 18.17.0
4. 現在使用中のバージョンを確認する
以下を入力して、現在のバージョンを確認できます。
node -v
npm -v
注意点と問題解決
- コマンドプロンプトまたはPowerShellは管理者権限で起動してください。
- nvmコマンドが動かない場合、環境変数が設定されているか確認してください。
- Node.jsが以前にインストールされていると、動作に影響する場合があります。
参考リンク
以上が、Windows環境でのnvm-windowsの導入手順です。