ARGというゲームジャンル

数日前、YouTubeのおすすめから「人の交換日記」プレイ動画を視聴したことをきっかけに、ARGというものを知りました。このゲームは第四境界というクリエイター集団が提供しており、無料でプレイできるものもいくつかあります。

ARG(alternate reality game)とは、日常空間と物語空間が交差する没入感の高いゲームジャンルです。私はてっきりAugmented Realityかと思ったのですが、「代替現実ゲーム」らしいです。

ゲームを進める上で、*現実世界の検索エンジン*で引っかかったどこかの施設・企業っぽいサイトの探索、*現実世界のメール*でのゲーム内人物とのやり取りを行うそのゲーム体験は、同じ画面越しのはずのSwitchでやるポケモンやPCでやるスト6とは、同じ画面越しではないと感じました。脳が体を操作し、体がキャラクターを操作して進むゲームと、脳が体を操作して進むゲームとの違いです。

アクションゲームの緻密な物理演算やグラフィックモデルに比べれば、サイト制作やメールの自動送信システムは実現可能性がはるかに高い。そしてLLMは架空の名前や指示通りのそれっぽい資料を作るのが得意で、内容面でも力を借りられるのは嬉しいですね。