木下です。暑くて部屋から動けません。ちょっと前に、河合先生が紹介していた『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』を読みました。地元のモスに集合して、友達と話しながら二人で読み進めたら五時間ぐらいかかりました。たまたま前回のゼミで100日チャレンジのお話が上がっていたので、本の感想や新たな学びなどをまとめておこうと思います。
◎本の概要
怠け者の大学4年生がChatGPTに出会い、ノリでプログラミングに取り組んだら、
教授に褒められ、海外論文が認められ、ソフトウェアエンジニアとして就職できた。
大学4年の春。授業でChatGPTを知った私は、宿題をサボるためにその活用法を編み出した。
プログラミングにも使えることを知り、出来心で「#100日チャレンジ」に取り組み始めた。
毎日1本、新しいアプリ(作品)を作り、X(旧ツイッター)に投稿するというものだ。
暇つぶしで始めたそれは、過酷な挑戦であると同時に、日常的な興味と学び、そして飛躍をもたらした……。
―― Z世代の著者によるAI駆動型プログラミング学習探究記 ――
この本は、文系出身でプログラミング未経験だった大塚あみさんが、毎日1本アプリを作り続け、100日間で合計100本のアプリを開発した実体験をまとめたドキュメンタリーです。
当初はChatGPTを駆使して「なんちゃってエンジニア」としてSNSに成果を投稿しながら、徐々にプログラミングの知識やスキルを自分のものにしていきました。大学の研究発表、SNSでの自己発信、そして「やりたいこと」を突き詰める日々を通して、自分の価値観で動くことの大切さや、継続の力を実感していく姿が描かれています。(文章作成:ChatGPT)
◎新しく知った言葉
本を読む中で、聞き慣れない単語がいくつか出てきたのでメモを取りながら読みました。以下、自分用の記録も兼ねてそれぞれ簡単にまとめておきます。
- ステート(State)
アプリやプログラム内で「今どんな状態か」を表す情報。たとえばボタンを押した後の画面表示や、ユーザーの入力内容などが「ステート」にあたる。 - スプライト(Sprite)
ゲームやアニメーションで動くキャラクターや画像のこと。プログラミングでは、画面上のオブジェクト(登場人物やアイテムなど)を指す言葉。 - デザインパターン
ソフトウェア設計における「よくある問題に対する再利用可能な解決策」。効率的でミスの少ないコードを書くための設計ルールみたいなもの。 - Zettelkasten(ツェッテルカステン)
ドイツ語で「メモ箱」。情報を小さなカードに整理して、関連づけながら思考を深めていくノート術。知識の構造化や発想の広がりに役立つ。Obsidian(これも河合先生が前話してた気がする)というアプリを活用して、試してます。
この他にも、クラスの概念やオブジェクト指向プログラミングといった、基本情報を勉強していた時に出てきて名前だけ知っていた単語に関する理解も、実際の文脈の中で深めることができました。
◎感想(読みながらメモしてたやつ)
- 大塚さんの教授の人脈がすごい。本人の継続力も本当にすごいけど、その背景にある環境や支援の力も無視できないと感じた。
- 日々の開発を通して詰まったポイントや気づきを丁寧に記録として残していたことが印象的だった。成長過程や壁にぶつかった経験を言語化して振り返ることで、考えが整理されてより深い学びが得られるだけでなく、後から見返して成長が実感できるのも良い点だと思う。
- 本全体に通じていた“Fake it till you make it(成功するまで成功者のふりをする)”という姿勢が印象的だった。この言葉に支えられているからこそ、「とりあえずやってみる」「形にして発信する」という行動を継続できたのかな、と感じた。
- ChatGPTに生成させた、中身の理解が不十分なプログラムを学会で発表しようと決めたことに驚いた。普通だったら、そんな中途半端なものを人前で発表するのは怖くてできないと思うのに、大塚さんはそれすらも“Fake it”の一部として行動に移していて、この大胆さとスピード感が、結果的に多くの人に注目される理由になっているのだと思った。
- 最終的には、「ChatGPTは使い手の能力以上のことはできない」と気づき、知識の重要性に目覚める流れが良かった。
◎印象的だった部分の引用
ずっと、自分がやりたいことを自分の流儀で楽しみ、表現したいと考えてきた。しかし、中学、高校、大学と歩みを進めるうちに、お金や時間、労力をかけることに対して、キャリアに役立つかどうかという「他人の価値観」に基づいて評価することが多くなった。そんな日々が続くにつれ、少しずつ我慢や諦めが生まれ、やりたいことに対する大小様々な動機が潰されていたのかもしれない。
100日チャレンジで初めて感じたのは、「継続とは苦行ではなく、 習慣として楽しむものだ」ということだった。人は努力を美徳と捉えるけれど、努力や苦行という感覚ではまず続かない。それよりも、「ど うやって楽しく自然に習慣化していくか」が重要なのだ。日々小さな興味を見つけて、それに没頭する――この習慣が100日続けるための秘訣だったのかもしれない。
この考え方は本当にその通りだと思いました。
私自身、「これって本当に意味あるの?」と考えてしまい、やる前に諦めてしまうことが多くあります。この本ではChatGPTを活用しながらアプリを作り、失敗も含めて楽しむ姿勢が印象的でした。基礎知識を完璧にしてから始めるよりも、「とりあえず作ってみる」ことで自然に学びが得られるというスタイルが、自分にも合っているように感じました。
◎まとめ
この本を通じて、「継続することの価値」と「他人の価値観に流されない生き方」を学びました。
完璧な準備がなくても、やりたいと思ったことに挑戦してみる。そして、それを楽しみながら習慣化していくことの大切さを実感しました。誰かの評価や効率だけを気にするのではなく、自分の流儀で、自分のペースで動いていく姿勢が、これからの大学生活や将来にもきっと繋がっていくと思います!普段本を全く読まない私でもかなり読みやすかったので、気になった方はぜひ読んでみてください(^^)/~~~