uvというツールがかなり強力です。
Windowsユーザは、
powershell -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"macOSとLinux（Chromebook）ユーザは、
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | shでインストールできます。
uvは、
pipやpipx、venv、poetryやpyenvのような機能を包括していると言え、そしてそのすべてが非常に高速に動作します。
日本語による詳細については、以下の記事を参考にしましょう。
さらなる進化を遂げた「uv」の新機能 | gihyo.jp
本連載Python Monthly Topicsで2024年3月に紹介した「uv」が、さらなる進化を遂げました。今回は、その新機能を紹介します。
私自身は上の引用にある個別のコマンドをずっと使ってきましたが、uvはすべての機能を兼ねることができる万能ツールです。
記事概要
- uvは、Astral社が開発したRust製の高速なPythonパッケージ管理ツールで、2024年8月に大幅アップデートされた
- pip、pipx、venv、poetry、pyenvの機能を包括的に提供し、全て高速に動作する
- Linux、macOS、Windowsに対応し、複数のインストール方法（curl、Homebrew、Cargo、pipx、Winget）を提供する
- プロジェクト管理機能（init、run、add、remove、sync）により、pyproject.tomlで依存関係やPythonバージョンを一元管理できる
- Pythonのバージョン管理が可能で、複数バージョンのインストールと切り替えができる
- コマンドラインツール（ruff、mypy等）を一時的な仮想環境にインストールして実行できる
- スクリプト実行時にPythonバージョンを指定可能で、依存関係のあるスクリプトも容易に実行できる
モジュールをリアルタイムにインストールするuvxを使えば、以下のようなことも可能です。
