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3年の山口です。マクロ経済学の所得により消費は決定されるという考え方から散布図を作ってみました。2022年の47都道府県から収入と消費のデータを使いました。ケインズの考えは現代でも通じそうです。散布図から、強い正の関係があることが分かります。相関係数も調べてみました。
相関 | |||||||
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実収入(22) | 消費支出(22) | ||||||
実収入(22) | ピアソンの相関係数 | — | |||||
p値 | — | ||||||
消費支出(22) | ピアソンの相関係数 | 0.737 | *** | — | |||
p値 | < .001 | — | |||||
注. * p < .05, ** p < .01, *** p < .001 |
jamoviを使いました。相関係数が0.7以上もあり、強い相関がやはりあることが分かります。p値より、相関係数が有意であることも分かります。そこで、回帰分析をしてみました。
モデル適合度指標 | |||||
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モデル | R | R² | |||
1 | 0.737 | 0.544 |
決定係数の値は微妙です。モデルの当てはまりが良いとはあまり言えません。
モデル係数 – 消費支出(22) | |||||||||
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予測変数 | 推定値 | 標準誤差 | t | p | |||||
切片 | 149.156 | 19.2836 | 7.73 | < .001 | |||||
実収入(22) | 0.230 | 0.0315 | 7.32 | < .001 |
変数については、両方のt値は高く、p値が0.05を下回り、説明力に有意性があると分かります。限界消費性向は0.23で思ったより低いですね。所得の2割しか消費に回しません。なぜだろうと考えたら、2022年はコロナ渦真っ最中です。他の年と比較してみたいです!!
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