構想

概要

「不安障害など当事者の周りの人を支援するツール」

周りの人が取る行動やそれから得られる知識を統合することによって、より継続的・効果的な周りの人による影響をもたらしたい。

主な機能:
①「相手の状態への理解を深める」 症状、薬の作用/副作用を生成AIがまとめ、Notionに出力。
出力結果のイメージ:https://temporal-shame-2b3.notion.site/1785b1a055688071bb1bcb6832714f65

②「考えをまとめる」 どう接していくか、相手の悩みをどう解決するかなど考えをまとめるためのノート。

③「周りの人の精神面を支援」 利用履歴やテキスト分析(ノート)をもとに、ホーム画面上のポップアップで声掛けを行う。

④「出来事の記録」 薬の種類・量の変化やその他出来事をカレンダー形式で記録。

社会的意義

①当事者の周りの人に焦点を当てた道を開く

IT×メンタルヘルス領域では、AIによるカウンセリングや当事者による日々の記録に焦点が当てられることが多い。

しかし、回復における人との交流の重要性を訴えたい。
(周りの人をサポートすることによって当事者の回復に貢献する道)

私の技術力では、1年で満足できる完成品を目指すよりも、追随してもらえるように制作した方が良いと考えた。

(②医療研究への寄与)

完成したツールを利用していく中で蓄積したデータを研究機関・医療機関につなげることで、治療法の発展に貢献する。 →ノート部分の人名等をマスキング
(ここまでやりきる自信は正直ないです。)

実現方法

Notion, 生成AIと連携したサイトを制作。

PWAを導入し、サイトやアプリケーションストアからアイコンの追加ができるようにする。
スマホで使うことを想定。

制作において

個人的に大切にしたいことがいくつかあります。

  • 未完成でもいいから公開する。
    私の制作の目的は、大作を作ることではなく世に出してあわよくば使ってもらうことにあります。
    最低限の機能が揃ったら早い段階で公開できるよう頑張ります。
  • トップダウンで決めること。
    機能のシンプルさと充実性のバランスやデザイン(見た目)などこれから具体的な多くの決定をしますが、当初の目的と想定する利用者に寄り添って導き出すよう心掛けたいです。
  • 制作過程をゼミブログに残す。
    先輩が過程を残し、それらを引用したまとめを作成されていたのを見て、すごくいいなと思いました。私もこまめに残し、何を考えたか、何に躓いたかを振り返られるようにしたいです。